RYU 第5号
福井ひとすじで全力投球

参議院議員 松村龍二


○二期目当選を果たす
 昨年夏は酷暑でしたが、皆様の絶大なご支持で再選させていただきました。その間の講演会をはじめ皆様のご尽力に心から感謝いたしております。二十四万票をいただいた重みをしっかりとかみしめながら頑張っています。

○不景気にチャレンジ
 政治の要諦は、県民皆様の業(なりわい)と生活を政治がたすけることです。
 いまバブル後の不景気の深刻化、デフレの進展、安い人件費と日本空洞化の結果迫りつつある中国の脅威、公共事業の削減にあらわれている国・地方の財政の緊縮、リストラによる失業増、米国同時テロ事件後の世界的な不況など厳しい雰囲気のなかにいます。
 小泉内閣は、「構造改革なくして景気回復なし」のスローガンを掲げ、「聖域なき構造改革」と「民間にできることは民間に、地方ができることは地方に」の合言葉で日本の国の建て直しをはかっています。そして国民の多数の支持を背景にこれらに頑張っているところです。

○福井県の幸せと改革
 小泉内閣の政策は、郵政三事業民営化を究極の目標として道路公団民営化、住宅金融公庫廃止等次々と繰り出される特殊法人民営化等の改革と竹中経済企画担当大臣の米国流の規制撤廃・自由競争が経済を生き返らせるという考え方がその基盤になっています。
 しかし、県民が長年の努力で工事施行命令までかち得て、進行中の近畿自動車道敦賀線の高速道路をむげに待てといわれると、ちょっと改革の方法が過激過ぎると主張しなければなりません。またコメ農業についても、生産現場を無視したような性急な改革の方向が昨年秋提案されました。これは全国の現場の力で撤回させましたが、改革は功を焦るものであってはならないと思っています。

○改革の正しい方向
 日本は一億二千万の人口、巨大な規模の経済の仕組み、大きな個人資産等の力強い要素を持っています。ものつくりの伝統もあります。しかし一方では、高い給与水準と週末には働かない労働慣行が定着し、国民にハングリーさが失われてきました。また空港や道路一つつくるにも個人のわがままで用地買収が出来ずに完成をみないという困ったことも日常化しています。
 これと対照的に、中国は土地の収用も自由自在で、社会資本がどんどん充実していることは中国成長の秘密でもあります。日本の経済規模は大きいのですから、政府も余り「縮み指向」にならないように国の方向を持っていく必要があると思います。

○福井県の課題とは
 次のことに頑張っています。
 近畿自動車道敦賀線の完成
 中部縦貫自動車道完成
 繊維はじめ製造業の発展
 商店街の振興、雇用の推進
 コメはじめ農林水産業の発展
 国営灌漑排水事業進展
 介護保険はじめ福祉の充実
 医療制度の健全な発展
 安全な原子力発電推進
 立地振興策を推進
 環境行政の地道な推進
 北陸新幹線を福井に
 男女共同参画社会実現

○自民党へのご支援お願い
 自民党を中心とする政府与党と他の政党の違いは、国のありかたに対する考え方が、常識的であるかどうか、現実に立脚しているかどうかであると考えています。教育は大切ですが、教師は個人主義を教えるなら責任も教えなければなりません。また世界平和は日本にとって大切ですが、教師は教室内で世界的な視野を持って教育にあたっていただきたいと願っています。島国でしか通用しない夢想的な平和主義教育は国の将来を誤るものといわなければなりません。

○皆様のご指導をお願い
 私は、今年を通じて以上のような考えで政治活動にあたりたいと思っていますが、皆様からのご教示、ご指導を切望しています。本年の皆様と皆様の地域のお幸せ、ご家族のご発展をお祈り申し上げます。

第5号(2002年)