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“福井一筋”で頑張ります 参議院議員 松村龍二 あけましておめでとうございます。平成十四年は、景気の悪化・デフレのなかで失業・倒産が身近に発生するなど総じて明るくない年でした。小泉改革は、道路公団民営化とか郵便事業の民営化といろいろ手をつけましたが、国民の期待する成果を生み出したとはいえません。国民に痛みを分かち合ってもらおうという医療費の値上げ、公共事業費の前年比カット等の施策は野放図に膨らもうとする財政赤字に一定の歯止めを果たしていることは事実でしょう。小泉内閣は改革を期待する国民の高い支持率を得て、党内の有力対抗馬の不在と野党の腰砕けに助けられて続いております。 私は「福井一筋」で頑張っています。 ここ一年の活動の主なものは次の通りです。 ○コメ改革に対する取り組み コメの需要が減り、米価が下降気味になるなかで政府はコメ政策を抜本的に改革するということを目指しました。しかし、農林水産省は、農業を専業とする少数農家を育てたいという長年の願望から、戦後一貫して稲作の中心であった兼業農家を軽視するかのような政策を樹立しようとしたので、私は年間三十五回にわたる自民党内の早朝のコメ問題農林会議に皆勤し、毎回しっかり発言いたしました。稲作が集落全員の協力によって成り立っていること、農家の所得を減らすなと主張致しました。年末に確立された政策は、当初の案を大分農家主張に近づけたものになったと思います。「松村議員はじめ福井県議員が一番熱心だった」と農林議員幹部から評価されました。 また、コメ以外の課題では、県内各地や日本中でイノシシ、シカ、サル、クマ等による農作物や林業に対する被害が大きいので、有害鳥獣被害対策議員連盟副幹事長として、対策に熱心に取り組んでいます。 ○拉致被害地村、浜本さん支援 九月十七日に小泉首相がピョンヤン(平壌)に行き、金正日総書記と会い両国の国交正常化の覚書に書名しました。三十年近い間に北朝鮮機関員が日本各地の海岸から無辜(むこ)の日本人を革袋をかぶせて拉致したことについて、五人生存と八人の死亡が伝えられました。福井県の地村保志さんと浜本富貴恵さん二人は幸い小浜に帰ってくることが出来ましたが、子供さんとの再会という課題を残しました。私は、九月十六日の国民運動で日比谷公会堂でお二人を励ましたほか、以後青いリボンを身に付け、街頭募金など地道に救済活動に参加しています。 また、昨年夏、参議院外交防衛委員長に就任致しましたので、委員会での本件についての議事を主宰しております。 大変に困難な大事な問題でありますので、県民の皆様と解決に取り組みたいと思っています。 ○地方の財源強化に取り組む 小泉改革はどちらかというと都市の方を向いているといわれます。長い間土 地の高騰から都市は「開かずの踏切問題等」公共事業に遅れをとり、都市住民は政治にそっぽを向くという現象があったかと思います。しかし、地方への国庫補助金を減らし、国からの交付金も減らし、一方地方財源の面倒を国が見ないということでは、「地方の時代がやってきた」とか「地方のことは地方にやってもらう」という総理の口癖は偽りのお世辞ということになります。 私は、自民党税調や国土交通部会など各種会合で、地方財源強化を口を極めて主張しています。福井県の他の国会議員や県議会・県庁の方々と力を合わせて頑張っています。 そして福井県民の悲願である北陸新幹線の県内着工や舞鶴若狭自動車道路の早期実現、中部縦貫自動車道路の早期完成、原子力問題など各地の課題の実現に一生懸命努力しています。 本年も皆様のますますのご支持、ご指導を心からお願いいたします。 第6 号(2003年) |